あなたの思い出何ギガバイト

さっきまで使えていた外付けハードディスクが突然認識されなくなる。
電源は入るのだがプラグインしても何も反応せず。
ネットで対処法を調べても改善されず、悩むのがもったいので電気屋へ向かう。

電源が入る状態なので修理できるんではないかという期待をこめてバスに乗り込む。

某家電量販店のお客様修理受付センターでまず言われたのが
・ハードディスクの修理は基本データの保障を出来ない。
・HDD時代のドライブ部分の故障であればほぼ修理は不可能
・ＵＳＢや電源部の故障ならば1万円くらいで直せるが確立はかなり低い。
・長期保障をつけたものの購入から3年がたっていて保障が切れているので修理は有償。
・修理といっても代替品への交換で保障がないので新品を買った方がいい。
・データの復旧であれば業者をいくつか教えてくれるが３万〜10万円。

ここで頭を整理して選択肢を設けた。というか受付の方に設けてもらった
1、数万円かかるであろうデータ復旧サービスの業者に持っていく
2、データを諦めて新品を買う１万円〜

とりあえず受付のお兄さんに検討しますといって受付センターの椅子にがっくり腰を落とす。
大事なデータはあったかどうかという思慮に入る。
あるとすれば過去8年くらいの写真と20歳くらいの頃に打ち込みでつくった音源。

自分の写真や写真を加工してつくった作品はほとんどフェイスブックなどにアップロードしてるからいいものの友達の写真などはなくなってしまう。昔つくった打ち込みの曲なんかはまた作り直せるといえば作りなおせるかなどなど頭の中に霧がたちこめる。

最後の悪あがきでもう一度スマホで 外付けHDD　認識されない LACIE　で検索をかける。
すると中身のドライブを取り出して直接USBでパソコンにつなぐ方法があるというのをみつけた。
http://pctrouble.lessismore.cc/running/unrecognized_usbhdd.html

確か↑のページ

どうせ修理も保障外な状態なので壊れてもいい覚悟でチャレンジすることに決めた。
パソコン周辺機器売り場にいき、端子がSATAのとIDEのもので悩む。壊れたHDDがどちらなのか検索してもわからず売り場の人に聞いてもあけないと分からないとのことで両方使えるバージョンを買う。

タイムリー GROOVY HDDをUSB SATA接続2.5/3.5/5.25"ドライブ専用 UD-505SA

↑で3000円出費

そして家に帰ってHDDを分解始める。100円ローソンのたこやきでビールを飲みながら
お洒落なデザインのLACIEなので分解がかなり大変でボディーが傷だらけになりつつも

出てきた。

おそるおそる買ってきたケーブルをつなぐと

電源が入りパソコンで認識された。

要するに壊れていたのはかなり確立が低いとされていたUSB変換部分だったようで・・・
親切に説明してくれた受付のお兄さんの見解もたまには外れる。
もう元の形には戻せないので新しくＨＤＤかケースは買わないといけないがとりあえず一安心。

これからの時代は検索力本当に大事ですね。小学生のうちから検索力を高められるといいでしょう。

100円ローソンで買い物をしているときに4歳くらいの男の子がひとりでお使いに来ていた。男の子がスタッフの女性にメモをみせると「ドライイーストはないからフランスパンだけだね」と言われ、男の子はパンの棚のところに行った。自分が会計をしていると後ろから「ドーナツください!」と聞こえ振り返って高いところにあるドーナツをとってあげると、「どうもありがとうございます。」としっかりお礼をされる。あわてて「どういたしまして」と返事。
日常で「どういたしまして」と発言することがなかなかないので一瞬考えてしまった。それだけお礼言われることをしてないのかとも考えてしまったけどとりあえずそれはおいといて、その少年のしっかりした言葉使いに感動してしまったのとドーナツは買う物リストに入ってないよなという疑問がいりまじりながら帰宅したのでした。anywayいずれにせよあの少年は色んな意味でしっかりしている。